南向きに設置すること
せっかく太陽光発電を自宅や空き地に導入しても効率よく発電することが出来なければ意味がありません。まず、土地を購入したり、設置したりするときに気を付けたいのが南向きに設置できるかどうかです。南向き斜面であればベストですが、斜面になっていなくても太陽光パネルを斜めにすることができるかできないかで、発電量が変わってきます。少しでも傾けることができるようにスペースを確保することが大切です。
今後の周辺環境がどうなるか知ること
太陽光発電は、設置したらすぐに利益が出てくるわけではありません。初期投資を除くと数年先になって利益が出てくることになります。つまり、それまで発電することが継続できることが大切になります。
家の屋根、畑などに設置する場合でも考えておかなければいけないのが将来的に発電を邪魔するようなものが建築されないのかどうかを調べておく必要があります。太陽光パネルを設置した場所のすぐ南側が宅地エリアであれば、住宅が建設され陰になるリスクがあります。将来を読むことも重要です。
保証期限を確認して購入する
太陽光パネルを設置するときにはメーカーによる保証が付いていることがほとんどです。概ね10年の保証が最低限で、長いところだと30年まで保証が付いていることがあります。太陽光パネルは20年程度で劣化するといわれていましたが、最近は30年程度まで長持ちします。だからといって保証がいらないわけではなく風水害による破損も可能性が高いです。購入する際には、保証期間のできるだけ長いものの方が安心です。
初期費用がそれなりにかかる太陽光発電の価格は、相見積もりを取得して、比較検討することが大切でしょう。